神代里神楽佐相社中(じんだいさとかぐら さそうしゃちゅう)と市ノ坪囃子保存会(いちのつぼ はやしほぞんかい)は、東京、横浜、川崎を中心に神社の祭礼などで神楽の奉納公演や祭囃子の演奏を行っています。
■主な活動
鶴岡八幡宮(鎌倉市)
毎年1月7日(神楽公演)
日枝大神(横浜市磯子区)
毎年8月第1土曜日・日曜日(神楽公演)
諏訪神社(横浜市港北区)
各年8月第4日曜日(神楽公演)
市ノ坪神社(川崎市中原区)
毎年9月第1土曜日・日曜日(獅子舞・囃子・神楽公演)
旗岡八幡神社(品川区)
毎年9月第2日曜日(神楽公演)
今井神社(川崎市中原区)
毎年9月第2土曜日・日曜日(獅子舞・囃子公演)
神明大神社(川崎市中原区中丸子)
毎年10月第2日曜日(囃子公演)
この他にも祝い事行事や新年会、地域の小学校などでも公演を行っています。
里神楽は、一般的に「お神楽」と言われているもので、神社の祭礼などで神様に舞や囃子(笛や太鼓)の演奏を奉納する目的で行われます。宮中で行われる御神楽(みかぐら)に対して民間で行われる神楽を里神楽と言います。
神代里神楽は、『古事記』などの日本神話から題材をとった物語を、お面を付けて演じます。日本の古典芸能である能や歌舞伎に似た伝統芸と考えて頂いていいと思います。
■主な演目
禊三相(みそぎみっそう)
イザナギノミコトが阿波岐原で禊を行い、住吉三神が生まれる幕。
八雲神詠(やくもしんえい)
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する有名な物語。
国土奉還(こくどほうかん)
オオクニヌシノカミと高天原の神々との国譲り神話。
天孫降臨(てんそんこうりん)
天孫ニニギノミコトを国つ神サルタヒコが道案内をする幕。
熊襲征伐(くまそせいばつ)
ヤマトタケルノミコトがクマソタケルを討つ物語。
神武東征(じんむとうせい)
日下坂の戦いから高倉下の館、土蜘蛛退治まで、神武天皇即位前のお話。
八幡山(やはたやま)
神功皇后とタケノウチノスクネが出陣する場面。
稲荷山(いなりやま)
稲荷大神がチノリノミコトに鬼退治を命ずる場から鬼退治の場面まで。天狐も登場。
紅葉狩(もみじがり)
戸隠山の鬼女(更科姫)と平維茂(たいらのこれもち)の物語。
名称 | 市ノ坪囃子保存会・神代里神楽佐相社中 |
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代表者 | 田口秀澄、佐相秀行 |
事業内容 | 里神楽、お囃子 |
所在地 | 〒211-0016 神奈川県川崎市中原区市ノ坪218 |
TEL | 090-4057-3058(携帯)または044-411-4803 |
FAX | 044-411-4804 |